転職活動にあたり、数社の転職エージェントと面談する機会があり、支援をいただきながら無事内定をいただくことができました。
その中で印象的だったフィードバックと転職活動で感じた部分を自分なりに解釈しながらまとめてみました。
前提
- 30代前半
- 事業会社の社内SEから同業界を志望
- 年収は現職以上を希望
- 管理職経験は3年以上(延べ15名程度)
35歳転職限界説
言われたこと
ほとんどのエージェントに言われましたが、30代を過ぎると年齢は若い方が採用の間口は広がるとのことです。もちろん求められる能力やポジションは異なりますが、特に35歳を過ぎると待遇を改悪しない限り同じ職種が現実的とのことです。
さらにいうと、ここでいう同じ職種は、ITの中でもインフラエンジニアであれば、インフラエンジニア、プロジェクトマネジャーであればプロジェクトマネジャーのように、同じITという業種においてもより限定的なキャリア転職になるという意見もいただきました。
これについては、想定外のフィードバックでしたが、企業側からすれば当たり前な話で、仮に前職においてプロフェッショナル待遇だった人が、異業種でプロフェッショナルとして即歓迎できるかというと難しく、教育コストを踏まえるとむしろ待遇を下げざるを得ないと感じます。
実際の転職活動において
間違ってはないと思いますが、鵜呑みにしすぎるのもよくないと感じました。
というのが今回、私は社内SEからSIerへ転職することができ、なおかつ給与待遇も福利厚生も改善する形でオファーをいただくことができました。また、他社においてクラウドエンジニアやデータアナリストに関する職種にもエントリーしましたが最終面接まで進んでいます。(第一志望に通ったため辞退)。
とはいえ、闇雲にエントリーをしていたわけではありません。募集要項をしっかり読み自分の経験にマッチする求人にエントリーをしたからこそ通過をできたと考えています。例えば、SIerにおいて、必須要件としてGCP、AWSの運用経験3年以上と記載がありましたが、副業で分析基盤構築を担当しており、その中で実施した内容をお伝えしたところ評価をいただきました。加えて GCPもAWSもProfessional相当の資格を取得した部分が評価されています。そうした経験を踏まえると、ITエンジニアという枠組みにおいては、求人の内容次第チャレンジできる余地はあると思います。
社内SEからのSIerは難しい
言われたこと
一部のエージェントからですが、「社内SEは社内独自の技術に寄っているから他社では通用しない」「社内SEの場合、顧客折衝経験がないからSIerへの転職は難しい」「社内SEの管理職経験は評価されないことがある」と言われました。それでも転職を希望されるなら年収が下がることは覚悟した方が良いとのことでした。
実際の転職活動において
これは経験次第なのかなと正直思います。私自身は、業務の中で、外部顧客への提案やパートナー会社への開発委託、管理業務を行っており、社内SEと言えども様々な経験を積んでいました。また副業も数社経験しており、ある種の営業活動をしながら、契約更新を数年経験しておりました。そうした部分は転職活動においても十分に評価されたと感じております。
また転職エージェントは自身の所有している求人へ誘導するためのポジショントークをすることは当然あります。もちろん、ビジネスなのでその行動は間違っていないですし、素敵な求人もあると思います。しかしながら、所有する求人へ誘導するために求職者の価値観を変容、さらには下げるエージェントも存在するなとは感じました。
転職活動をしながら、可能性は考えてみてもいいと思います。
ITエンジニアにおいて資格はあまり評価されない
言われたこと
これも一部のエージェントからですが、「エンジニアは手を動かす仕事なので、資格はあまり評価されない」「英語もAIでどうにかなる」と言われました。転職活動のために資格を取るのはお勧めしないと言われました。
実際の転職活動において
資格だけで上手く行くわけではないが、資格に価値があるシーンもいくつかあったと感じました。
というのが、選考の序盤においては価値がある一方で、選考が進むと資格の話題がなくなってきたというのが自分の経験です。
別の記事にも書いたのですが、一次面接において、デスぺやGCP、AWSの資格について触れられる機会はありました。取得した内容についてはもちろん、自己研鑽という意味合いでも評価されています。なので企業体質にもよると思いますが、上級資格であればアピールポイントに十分になり得ると感じます。また開発パートナーとしてGCPやAWS資格の保持が会社にメリットをもたらす場合もあるので、クラウド系の資格は取っておいて損はないと思います。
さいごに
今回は転職エージェントに言われた内容と実際の私の転職活動を振り返りながら書いてみました。転職活動は人生を決める選択肢でもあるので、転職エージェントの話も聞きつつも、自身でも考えながら進めるのが良いかと思います。また転職エージェントも1つだけでなく、複数社利用してみると様々な観点から判断できるかもしれません。
ちなみに私はLHH転職エージェントを利用しました。この転職エージェントは両面型エージェントであり、求人票以上の情報提供や、求職者に寄り添った支援をしてくださり、私自身の転職活動において大きな支えとなりました。特に行きたい企業が決まっていたら一度相談してみるのはお勧めです。
あくまで一個人の経験なので、参考程度に受け止めていただけますと幸いです。


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