ITエンジニアなら誰でも目指す(?)資格、データベーススペシャリスト。
誰でも受けることはできますが、合格率が12~15%ぐらいで意外と取りづらい資格です。
そんな中、自分は2018年春期に1回で合格することができました。
どこかでまとめようと思っていたもののなかなか文字起こしできず、、、今になりましたが書いてみようかと。
受験前の自分のスペック
職業:バックエンドエンジニア 2年目 (当時)
DBも頻繁に触りますが、どちらかというと利用側。
SQLもSELECTしてFROMしてWHEREして程度の知識です。
たまに設計も担当しますが、デスペあるあるの第二第三正規化はあまりせず、
分析しやすいように冗長な直列処理テーブルを作っていましたw
とまあ実務で近いことをやっていますがあまり知識もなく資格勉強でほぼほぼ身につけた感じです。
実際にやったこと
■勉強期間:2ヶ月 (2h/日)
統計検定2級の記事では2週間と書きましたがデスぺは多分無理ですw
2hはやや盛ってるかもしれませんがこつこつ毎日何かしらやっていました。
最初の1ヶ月は適当に最後の1ヶ月でちゃんと問題を解いたかとおもいます。
■参考書
教科書と過去問を買いました。
令和02年 データベーススペシャリスト合格教本 情報処理技術者試験
情報処理教科書 データベーススペシャリスト 2022年版
ある程度理解のある人は過去問だけでいいかもしれません。
知識があやふやな自分は教科書を読みつつ過去問をときました
いろいろ書籍がありますが、大抵は過去問の解説系なので、ほぼ過去問がダウンロードで手に入る(しかも解説付きで)これを買うのがベストだと思います。
■勉強方法
1ヶ月目
教科書でざっと勉強。
ER図が午後の問題でがっつり出るので重点的に勉強しました。
あとは正規化これも第三正規化ぐらいまでは手を動かす問題が多いのでこれも重点的に勉強しました。
この辺を一通り勉強したあとは、教科書に掲載の過去問を解きました。
この時期は正直問題みても解けなかったです。。。
わからなかったら答えをすぐ見て納得できるまで考えるというのをやりました。
あとは午前2の過去問をひたすらやって、教科書で網羅されていないような知識を補っていました。
結構過去問から似たような問題が出ることがあるので問題独自の言い回しを理解するという意味ではやめにやった方がいいです。
2ヶ月目
主に午後の過去問を最新のものからひたすらやりました。
デスぺの午後って大問ごとにジャンルが変わるのですが結構ジャンルとしては固定化していたりします。
それこそ、上で書いたようなER図を書かせる問題、正規化させる問題はほぼ毎年出ます。
この辺を理解させることは多分この資格で求められているのでしょうね。(結構体力勝負ですが・・・)
あとは検索(チューニング)問題が結構でたりしますが、これは大学入試的な問題で、
そういう問題が得意か、実務で近いことをやっていなければ得点源にさせるのは難しい印象でした。
自分は王道パタンにしたがってER図をひたすら書く練習をしていました。
特に多対多の関係は頻出です。商品と扱い店舗の関係みたいな。この関係がきたら中間テーブルを用意して1対1にする・・・
などセオリーが過去問の中で理解できるはずなので、5年ぐらい解くと自分は新規の問題も解けるようになりました。
ただ1つ1つの問題文が長いです・・・
センター試験の国語より下手すりゃあるんじゃないですかね。。。
結構この辺も集中力に左右されるんで、何回か実践的にやったほうがいいです。
自分は10年分ぐらい1ヶ月でやって本番に臨みました
当日
午前1は免除だったので出社日よりは遅めに起きて会場に向かいました。
正規化の部分だけ怪しかったのでQiitaとかで調べたぐらいで、教科書を会場に持って行ったりはしなかったです
■結果
午前2: 8割
午後1: 7割
午後2: 6割
過去問よりややエグくER図をほぼ全部書かせる問題や避けてきた検索問題を解かざるを得ない状況でしたが、なんとか合格。
これをやればいいっていう特定ジャンル全振り法は危険で、数年でもいいから過去問を解いて満遍なく知識を押さえるのも大事だと思いました。
以上ご参考までに。
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