この記事はあくまで私見によるものです。
また資格を保持したから転職ができるということを示すものではありません。
2026年2月から転職活動を本格的に進めてまいりましたが、転職エージェントとの面談や実際に企業にエントリーした際の面接において保持資格について言及されることがありました。
またその際にFBをいただける機会もありましたので役立った資格とその理由について書こうと思います。
自身のスペック
- 自社開発エンジニア10年
- 10人規模のPM経験あり
- 2025年12月から転職活動をしています
保有してよかった資格
データベーススペシャリスト
オススメ度: ★★★★★
いわゆる高度情報処理技術者やデスペと呼ばれるものです。
合格率は約20%程度で、単純な知識のみならず、実際の現場を模した設計問題が出題されるので対策は必須です。
私は7年前ぐらいに取得したのでかなり、IT業界でみるとかなり古い資格取得にはなってしまいますが、それでも面接官受けはよく以下の点が評価されました。
- 継続的に自己研鑽を積んでいること
- DB設計面についてある程度の理解があること
- ITの中でも上位資格であること
最近だと人事職でもITパスポートを取得される方も多いので、関連した資格として理解があるのかもしれません。
評価は高いですが、直近の転職目的のためだけに取得するのはなかなかハードルが高いかもしれません。
今後のキャリアアップを見据えてだったり、DB設計の基礎を体系的に学びたい方は手を出す価値はあると思います。
対策については以下の記事を参照ください。
AWS Solutions Architect Professional
オススメ度: ★★★★★
AWSインフラにおけるアーキテクト設計の知識を証明する上位資格でSAPと呼ばれたりするものです。
難易度としてはデスペほど試験範囲は広くないですが、単純な一問一答形式ではなく、要件を読んだ上で最適な回答を選択する必要があり、AWSを触ったことがある人でも対策なしだとかなり難しいと思います。
私は今年(2026年)の2月頭に取得し、3月に企業にエントリーしましたが以下の点が評価されました。
- クラウド(特にAWS)に対して理解がある
- 現職を拡張したスキルセットを示すことができている
- AWSパートナーとして得がある
多くの自社開発エンジニアの場合、扱うことのできるインフラや技術スタックは限られます。同じ会社に残り続けるのであれば問題ないのですが、他社への転職や特にSIerやITコンサルを目指す場合は、クラウドの知識は求められることが多いです。
募集要項で必須と記載している求人もいくつか見たことがあります。そのような求人に対して趣味で触っていますぐらいの程度だとアピールするのは難しく2~3年ぐらいは事業として扱った経験がないと難しいと転職エージェントからフィードバックをいただいたこともあります。
私の場合、副業でデータのETLに関してはある程度の開発経験があったのですが、SAPの資格を取得することで、副業の業務のアピールにも繋がりました。
また、企業としてAWSとパートナーを組んでいる場合、その企業の社員の資格所持数がグレードや割引に効く部分があります。なので企業としても経験+資格保持者は歓迎する傾向があると考えています。
完全に未経験だと難しい部分はありますが、少しでもAWSを仕事でも趣味でも触ったことがある人はSAPを取ることでアピールすることをお勧めしたいです。
対策については以下の記事を参照ください。
GCP Professional Cloud Architect
オススメ度: ★★★★★
こちらはGCP版のアーキテクト設計の知識を証明する上位資格です。PCAと呼ばれたりもします。
勉強は必要ですが、SAPよりも資格取得難易度は低いと思います。
こちらもSAPと同様以下の点が評価されました。
- クラウド(特にPCA)に対して理解がある
- 現職を拡張したスキルセットを示すことができている
- GCPパートナーとして得がある
日本においてまだ市場規模として小さいですが、AI領域でGCPの利用は伸びていているので、需要は高くなると思っています。
需要が高くなると資格の価値も高くなるため、場合によっては難しい方向に難易度の改定もあるかもしれません。
こちらも少しでもGCPの経験がある方は資格も取ることでアピールにつながると思いますので取得をお勧めしたいです。
対策については以下の記事を参照ください。
統計検定2級
オススメ度: ★★★☆☆
日本統計学会が運営している統計に関する民間資格です。
数字が小さいほど難しくなりますが統計検定2級は大学基礎レベルと言われています。
https://www.toukei-kentei.jp/grade/grade2
ITコンサルポジションを受けた際に以下の評価をいただきました。
- 統計に関して基礎知識はある
普段の業務や副業で分析することが多いですが、t検定やz検定といった2級ぐらいの内容は扱うことが多いです。そういうのもあってか、統計に関する一定の知識はあることを示すことはできた気がします。
とはいえ、統計検定自体があまりメジャーではないので、2級がどれぐらいの水準なのかイメージ持つことができる人も多くはないと思っています。
大学や業務で統計をかじっていた人であれば、取得しやすいですが、転職軸においては話のきっかけになるぐらいだと捉えた方がいいかもしれません。
GCP: Associate Google Workspace Administrator
オススメ度: ★☆☆☆☆
GCPのWorkspaceに関する資格でAGWAとも呼ばれたりします。少し前まではProfessional相当でしたが、2026nenn4月現在ではAssociateとして認定されています。
面接では一回も触れられたことがないですが、転職エージェントとの面談ではGCPの資格を持っているのですねと少し評価されました(当時はPCAやSAPを未所持)。
対策については以下の記事を参照ください。
最後に
今回は自分の転職活動において評価された資格をまとめました。
繰り返しますが、資格を取ったからといって必ずしもいい求人で会えるとは限りません。
しかし転職エージェントを使って転職活動を考えている場合、担当者と担当者の評価によって本当に紹介される案件が変わるので、良い求人と出会うためにも、転職エージェントとの面談時点である程度は履歴書・職務経歴書は揃えた方が良いです。
私自身の経験でいうと、AWSやGCPの資格がない状態で転職エージェントと面談した際に、君の会社はオンプレ環境がメインだから年収や待遇を大きく下げる転職しかできない、と辛辣な評価をいただいたことがあります。
副業の内容も、所詮副業でしょう、と丁寧に扱ってくれなかったこともありました。その後資格を取り別の転職エージェントとの面談したところ、資格内容や自己研鑽という部分が評価され、結果として良い求人に出会い、内定を獲得することができました。
余談ですが、転職先はクラウドも扱うSIerで年収は200万円ほど上がっています。
ぜひ皆さんも自身の経歴を証明するものとして資格を取得してみてはいかがでしょうか。





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